Tele Auto ZX-1を交換修理@和歌山市

和歌山市内より文化シャッターのリモコン交換修理のご依頼を頂きました。

この機種は送信機も生産終了していますので、送信機増設に際して、受信機と送信機のセットでの交換させて頂きました。

リモコンの送信機は、HARMONY(ハアーモニー)社のZX-1。
一点式で押すたびに、「開」→「停」→「閉」を繰り返します。

Tele Auto ZX-1
Tele Auto ZX-1

受信機のフタを開けたところです。
黒い四角形のリレーが三つ並んでいますので、一点式の信号を受信機内で三点式信号に変換してモーター制御盤に信号を送る方式です。
この場合は、新しく付けるリモコン装置は三点式になります。(一点式は適合しません。)

受信機
受信機

受信機と送信機

送信機と受信機
ZX-1
受信機と送信機

現在のリモコン装置は一点式ですが、壁スイッチは三点式です。
これも次につけるリモコン装置が三点式になることの一番簡単な見分け方法です。

壁スイッチ
壁スイッチ

モーターの下から見える位置に結線の説明が貼ってあります。

開閉器(モーター)

壁スイッチを外して確認することができない現場もありますので、このように見やすい位置に結線の説明があるのは大変助かります。

結線の説明書き

古い送信機を外して、あたらしくラジオート受信機を取り付け、結線完了。

新しいラジオート受信機
受信機取り付け

この位置ですと、雨でぬれたスラットから水が落ちても濡れませんので安全です。

新しい送信機は現行標準で三点式のRAX-H35型です。

新しい送信機 RAX-H35
RAX-H35

以上、本日も無事リモコン工事を完了しました。

今回の現場では、通常の巻取り式シャッターに、一点式のリモコンが付いていました。
送信機が一点式でも、壁のスイッチが三点式であれば、現行型の三点式リモコン装置で対応可能です。
(実際には巻取りタイプのシャッターは99%三点式で間違いないと思います。)

また壁スイッチの増設なども承ります。

シャッター本体、モーターともにまだまだ調子がよいようですので、長くお使い頂ければ幸いです。

ご依頼ありがとうございました。