「シャッターが途中で何度も止まる」@香芝市

奈良県香芝市より、電動シャッターが途中で何度も止まったり、反転したりするようになったとの事で修理依頼を頂きました。

こちらは弊社が2013年頃につけさせて頂いたシャッターです。
確認しますと、リミット装置のメーター(ポテンショメーター)の劣化によるものでしたので、部品交換させて頂きました。

 

三和サンオート

シャッターの閉鎖中に勝手に止まったり、止まってから反転して上がったりという症状が出ていました。いつも必ずではなく、症状が出たり出なかったりの状況でした。ポテンショメーターの劣化では、このような症状がだんだん頻繁に起こるようになりだんだんとひどくなります。今回、確認しますとそのポテンショメーターの劣化でしたが、三和シャッターサンオートはこの部品だけ交換可能です。

設置後10年以上経過し、また一日の使用回数も多いとのことで、かなり長持ちしたほうかと思います。

開閉器

開閉器はSA6-CR型です。

制御盤内部
SA6-CR

制御盤の左端にメーターがあります。

ポテンショメーター

これがリミット装置のポテンショメーターです。消耗品ですのでこれ単独で取り外せる設計です。
ちなみに「ポテンション」ではなく、「ポテンショ」が正しい名称です。

新しいポテンショメーター取付。

新しいポテンショメーターと交換した後は、それまでの設定が抹消されますので、新たに設定しなおして終了です。

スラットが右に寄って、ブラケット(側板)に接触していましたのでついでに修正しました。

電動シャッターが途中で何度も止まったり反転したりする場合、多くはこのポテンショメーターの劣化によるものです。まれにその他の故障もあり、モーターごと交換が必要な場合もあります。

今回は幸いそのポテンショメーターの交換で回復しました。その他には問題ございませんでしたので、これでまた長くお使い頂けます。

ありがとうございました。

※三和シャッターのサンオートであれば、このようにリミットのポテンショメーター交換が可能です。
メーカー/機種をご確認下さい。