TOEXのゲート型シャッターを修理 西宮市
西宮市よりTOEX(トーエク=現LIXIL)のゲート型シャッターの修理をご依頼頂きました。
最初にリモコン操作ができなくなり、その後しばらくして壁のスイッチでの操作も不安定になってしまったとの事でした。
リモコン送信機での操作に異常がある場合は、リモコン装置の故障が考えられますが、壁の有線スイッチでの操作も不安定となると、シャッター本体のモーター&制御盤あたりの故障が濃厚です。
もちろん、壁スイッチの劣化もありますので、下見に伺った際には、スイッチボックスの中身を交換してみましたが、症状は変わりませんでしたので、モーターの交換での対応となりました。
この機種では、モーターはシャフトと一体型ですので、正確には「モーター付きシャフト」の交換になります。
TOEXのゲート型パイプシャッター。タイル張り仕上げの高級機種です。
モーター(開閉器)は三和シャッター社のSA6AR型です。付属のリモコン送信機はRAX-331です。
配線類がスラットに引っ掛からないようにカバーがあります。少しスラットに干渉した跡がありますので最後に修正します。
また上部から雨水が回っているようですので、最後にゲートの上部の隙間をコーキングします。
写真中央のベージュの箱がリモコン装置です。この場所にあるので修理の際はシャフトを降ろさないと作業できません。
このリモコン装置が全体の端子台代わりになっており、100V電源もスイッチ線もすべて一旦この装置に集まります。新しく付ける「モーター付きシャフト」はリモコン装置を内蔵していますので、この旧リモコン装置は取り外します。さらに今後の修理なども考えて、シャフトを降ろさなくても作業できるように、各種配線類の結線部を現在と反対側の位置に移します。
シャッター本体は問題ありませんので、これでまた長くお使い頂けます。
ご依頼ありがとうございました。
お費用は現場によりかわりますので、以下からお問い合わせ下さい。