SA7Dの修理
三和の小型電動シャッターでのベストセラー機「サンオートSA7D」ですが、
製造中止からもう10年以上経ち、そろそろ修理のご依頼が増えてきました。
こちらの現場もまずバネのボルトが折損。
この機種はバネとモーターの両方の力で開閉していますので、バネが片方折損するとそちら側が片下がりした状態で開閉し、引っ掛かりやモーターへの負荷増大になります。
とりあえずボルトは交換しバネを巻きなおして修理したものの、2週間後にはこんどは開閉器のリレーが故障。
写真真では比較的新しく見えますが、実際には設置より20年以上経過しており、
現在では部品も入手できなくなっておりますので、施主様と相談の後、現行型のモーター付きシャフトとの交換となりました。
スラット(カーテン部分)など、モーター以外が問題なければ、一式交換しなくてもお安く修理対応できます。
また三和以外の他社小型シャッターにも流用可能です。

三和サンオートのSA7D開閉器。旧来からのチェーンドライブ式です。

クラッチの「入」「切」のワイヤが特徴でした。

シャフトの穴の部分にバネを留めるボルトが入っていました。ボルトが折れた為、バネが解放されてまったく力になっていません。片下がり状態で引っ掛かり、モーターへの負荷も大きくなります。

折れたボルト

折れたボルト

「そのまま電動化パック」で使うモーター付きシャフトです。SA7Dの後継機のSA6開閉器がビルトインされ、ダイレクトドライブ式です。
SA7Dの修理には、
弊社サイトでご紹介しております、「そのまま電動化バック」のセットでそのまま対応可能です。
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