GENIEとDIGITAL AUTO AT-3141の組み合わせを修理

豊中市にて、オーバードアのリモコンを交換修理をご依頼頂きました。

機器の表記は
開閉器 : GENIE PRO 98 1/2 HORSE POWER SCREW-DRIVE 
受信機 :  ATOM ELECTRONICS DIGITAL AUTO MODEL RF-3141CR
送信機 : DIGITAL AUTO MODEL TX-3141
でした。

オーバードア用の開閉器「ドローバー」に関しては、ほぼ外国製でマニュアルや資料などはまったくありませんのでいつも手探りです。

開閉器全体像

送信機はDIGITAL AUTO MODEL TX-3141 外観はきれいなままです。

送信機 DIGITAL AUTO TX-3141

電池が珍しい4LR44(6V)というタイプです。

送信機裏面 DIGITAL AUTO TX-3141

開閉器の側面にリモコン受信機がビス留めされています。
また何本かの線がありますが多くが切断されています。

開閉器の側面

上下逆にすると品番が読めます。
DIGITAL AUTO の MODEL RF-3141CR
ATOM ELECTRONICSですのでアトム電機工業製のようです。

受信機のアップ。ATOM電機工業社製 MODEL   FR-3141CR

前面のカバーを外すと端子並んでいます。

前面ケースを外すとこんな感じ

リモコン装置を外すと、開閉器の表記がでました。
GENIE PRO 98 となっています。
1/2 HORSEPOWER SCREW\DRIVE とされていますので、出力0.5馬力で、
駆動方式が通常のベルトがスライドするタイプではなくて、軸がスクリューのように回転する方式のようです。

リモコン受信機を外すと開閉器のモデル名が
開閉器アップ 

リモコン装置の配線がでてくる部分ですが、10本のうち6本はカットされ、現状では4本しか使われていないようです。

リモコン受信機の配線類

一応、4本の線を確認します。

開閉器側の結線端子

とりあえず100Vの電源線が分かりましたので、つなぎ方も見通しがつきました。

テスターで確認

先に新しいリモコンの本体を天井付けにして作業。今回は端子部分は触らずに線の途中で結線しました。

天井に新しいリモコン受信機

今回は旧リモコン装置は撤去しますので、この独特の端子を使う為に旧の線は残して線の途中で結線することに。

開閉器の端子部は触らず

線の途中で割り込み。アングル材の裏に貼り付け。

途中の配線をカットして結線

作動を確認し、前面カバーを取り付けて無事完了。

ケースを取り付けて完了


今回は壁スイッチがないパターンでしたが、もとのリモコン装置が本体とは別置き式でしたので、それとそっくり交換することで問題なく作動しました。

同型であれば現行型の一点式ラジオートで交換修理できます。